人気の国家資格④ ファイナンシャルプランナーの試験ガイド

国家資格にプラスして民間資格も取れる!?夢のダブル取得

ファイナンシャルプランナーの試験について語るときには、まずこの資格についての複雑な背景からご紹介しなければなりません。
現在、ファイナンシャルプランナーの資格として認定されているのは主に2つあり、ひとつは厚生労働省が管轄し、「きんざい」という団体が試験を実施している国家資格『1~3級FP技能士』、もうひとつは「日本FP協会」という団体が認定している民間資格『AFP・CFP』という資格です。
このふたつは、まったく別物として存在しているのではなく、例えばAFPの取得に必要な条件のひとつとして、2級FP技能士試験に合格することが挙げられていたりと、少々関係しあって存在しています。
実際にどちらの資格を取得したほうがいいとか悪いとかは一概には言えません。
しかし、逆にオススメしたいのは、このふたつを同時に取得してしまう方法。ちょっとした手続きをとれは、比較的スムーズに国家資格と民間資格を同時に取得できてしまうのです。
まずは、この方法について解説してきましょう。

 

2級FP技能士とAFPを同時に取得する方法
1、AFP認定研修を受講する
日本FP協会から認定された教育機関(通信講座など)で68単位以上を履修して提案書を提出する。規定の水準以上の得点ができれば収容。同時に2級FP技能士検定の試験勉強も進めておく。

2、2級FP技能検定を受検し、合格する
学科試験と実技試験を受け、両方合格すること。片方だけが合格した場合は、その翌々年度までは合格した方の試験が免除されるので、その間にもう片方も合格するようにがんばりましょう。

3、AFP認定の登録をする
2級FP技能検定に合格したら、自動的にFP技能士の資格を得られるが、AFP資格の方は登録しなければ得られない。登録手続き期間内に日本FP協会に手続きしておくこと。

 

国家資格と民間資格の同時取得の流れをご紹介したところで、今度は2級FP技能検定の内容についても確認しましょう。
この検定は、合格すればFP技能士の国家資格を得られるだけではなく、AFP取得の条件ともなっている重要な検定ですので、対策をしっかり立てて臨みましょう。

 

2級FP技能検定の試験概要
●受験資格
下記のいずれかに該当する者。

  • 3級FP技能検定の合格者
  • 2年以上のFP業務もしくは実務経験がある者
  • 日本FP協会が認定するAFP認定研修を修了した者

●試験科目
2級FP技能検定試験は、次の6つの科目から出題されます。

  • 金融資産運用
  • 不動産
  • リスク管理
  • ライフプランニングと資金計画
  • タックスプランニング
  • 相続、事業継承

●試験の形式
・学科試験 (「きんざい」、「日本FP協会」ともに共通問題)
マークシート方式で4肢択一問題が出題され、問題は全部で60問。制限時間は120分となっている。

・実技試験

  • 日本FP協会が実施する実技試験の場合は、マークシートと記述問題を合わせて40問出題される。結論のみを記述する形式。
  • きんざいが実施する実技試験の場合は、「個人資産相談業務」、「中小事業主資産相談業務」、「生保顧客資産相談業務」の3つから1つを選択肢、全部で40問出題される。解答を導き出す計算過程なども記入する形式。

●合格基準
・学科試験は、1問1点の配点で60問出題され、60点中36点以上で合格。

  • 実技試験は、日本FP協会の試験では100点満点中60点以上で合格。きんざいの試験は、50点満点中30点で合格となる。