人気の国家資格② 行政書士とは

1万種類もの書類を扱う、行政書類の専門家

行政書士という職業は、最近ではテレビドラマや漫画などで取り上げられていることもあり、興味を持っている方も多いかもしれませんね。
しかし、実際にどのような仕事を行っているのか、詳しくご存知の方は少ないのではないでしょうか。
行政書士の具体的な仕事内容について、ご紹介しましょう。

例えばあなたが『カフェをオープンしたい!』と考えていたとします。
開店するためには、役所からの営業許可が必要となるわけですが、どのような書類を揃えてどの役所へ申請すればよいのか、すぐに分かりますか?
ほかにも『会社を設立したい』というときや、建築業や産廃業などの特殊な業種を営業したいと思ったときなど、どのように許可申請を行ったらよいのか分かり難いですし、一人でこなすにはとてもわずらわしい作業になってしまいます。
そこで、一般の人が慣れていない行政書類の作成や申請業務を、依頼人に代わって行うのが行政書士というわけです。

行政書士の仕事は、その他にもたくさんあります。
行政書士が作成する主な書類の内容を、簡単に書き出して見ましょう。

  • 車庫証明などの自動車関連
  • 交通事故の損害賠償請求
  • 外国人のビザ申請などの国際的な業務
  • 相続や遺言書の作成やアドバイス
  • 各種契約書の作成

このように、行政書士が手がける書類の内容は多岐に渡っていて、一説によると数千~一万種類にも及ぶといわれているようです。
行政書士は、細かな契約書の作成や遺言書の作成などの個人的な依頼から、法人の設立などのオフィシャルな依頼まで、さまざまな書類作成と許可申請業務を迅速にこなしていく、行政書類のプロフェッショナルなのです。
しかも、プロとしてそれらの書類を正確に処理するために、憲法や民法、行政法などについての知識が必要とされ、それらの法律に関する知識を使って、依頼人の利益を守る業務も行います。
このような姿から、行政書士は“弁護士より身近な町の法律家”とも呼ばれているのです。